麻畑、種収穫!! 
 
2004.11.13 text:三尾博正



11月13日、この日だけなぜかすごく寒くて、作業意欲も削ぎ落とされながらも気合だー!と意気揚揚と畑に乗り込んだのですが、見渡すとなぜか葉っぱは少ししかついておらず、立ち枯れしている株も目立っていました。 話を聞くと、今年猛威を奮った台風たちに葉っぱはほとんど飛ばされ、おまけにその台風の影響で山の食べものも不足気味らしく、なんと山鳥に麻の実7~8割食べられてしまっていたのです! 
この前の週にそれなりになっているものは急いで収穫したらしく、僕の目の前に残っているのは1株に数粒ぐらいしか実がついていないヤツばかりでした。
なんという不運!それでも採れるだけとろうということで、作業開始!が・・・
日が落ちるにつれ寒さも倍増し、もうつらい・・(僕だけ?)とその時、この麻畑のレギュラーメンバー藤野さんが到着し、雰囲気が少し和んだ勢いで作業を終わらせられました。
恒例の銭湯に行ったあと、木野さんの家で猪入り鍋と鹿の肉で宴会となりました。
僕は猪と鹿の肉というものを初めてたべたんですが、うまかった〜! その肉は昨日撃ってきたモノらしく、猟師さんに聞いたところ、野生の動物はおいしいものを嗅ぎ分け食べ、山を走りまわっているから身が引き締っていて最高だと言ってました。 僕も大イノ鹿ファンになってしまい、王国でもイノ鹿撃ちができたら最高だな〜と密かに思いにふけっております。
2日目は電柵の撤去作業。作った時とは逆にテキパキと仕事も進みタイムアップ。種の収穫に関しては残念な結果となってしまいましたが、三尾的にはこんなことも起こりえるのだなーといい勉強になったと思います。 さて次回は種の脱穀!これで今年の作業は終わりとなります。でわまたということで・・・。






来たら、麻畑この状態でした。
ちょっと寂しかったです。

 
先週収穫したものを干してありました。そこそこ実はついてました。


今回の収穫作業風景。
ほんわかファミリー&アベックで
素敵でした。


 
繊維が飛び出している株が
けっこうありました。



このように束ねて干します。
 
押し切りで揃えているところです。
けっこうこの道具怪我する人もいるそうです。



この村は、かやぶき屋根の民家がまだまだ多く、
それだけでも見る価値ありですね。
まさに、日本の農村の原風景がここにあります。



三尾柵撤去中。
多少戦力になっていたかも・・・?

 
この子達が大人になる頃、
麻という植物が
日の目をみているのでしょうか?


 
 




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