ついに麻繊維収穫!!
2004.9.4 text:三尾博正
9月4日、天候は雨が降ったり止んだり。どうも僕が行くときはスッキリしない天候が多いと毎度ながら思ってしまうのだが、今日ばかりはついに収穫ということで、テンションも上がりっぱなし、雨だろうが雷だろうがやったるで〜という感じ。意気揚々と京都に乗り込みました。
京都からは木野さんの車で赤星さん、水間さんといっしょに送ってもらい、現地には10時30分過ぎに到着、まずは畑へ行って見ることに。
今までで一番の出来ということらしいのですが、「まだ50点やな」と木野さんの採点。木野さんの向上力があれば、何年か後には100点満点の麻畑になるでしょう!!
そして状況分析の結果、3メートル近くまで育った部分を中心に、お昼ごはんを食べてから作業開始と決まりました。しかし近くの手打ちそば屋に入った瞬間大雨となり不安に駆られましたが、しばらくすると小雨になりなんとか出来そうということで一安心。(それにしてもこのそば屋おいしいです!)
まずは茎を茹でる釜をセットします。ドラム缶を切って繋げた特殊な釜で、これを間近で見れただけでも参加してよかったと思いましたね!次に水を汲んで火を炊きます。沸くまでに2〜3時間かかるだろうということで、その間に収穫に入ります!
自分の背丈より少し高い以上の麻を手で引っこ抜いていきます。雨露で濡れていて大変でしたが、楽しい作業でした♪ 種まきから草取りまでの思い出が走馬灯のように蘇ります。
そして揃えて根っこ部分を切り落とし、葉も落としていきます。両手で輪をつくるぐらいの太さで束ねたら、釜が沸けば準備OKです。
この日、日帰りで帰ってしまう僕に茹でる瞬間を見せてやろうと、代わりばんこに焚き火を扇いでくれて、(ホント皆さん感謝です!)夕方5時過ぎについに沸騰しました。
釜より茎のほうが長いため、ひっくり返して2回煮ます。
終わったものは互いに組んで乾燥していきます。と、ここで僕はタイムリミットになってしまいましたが、その後参加者のひとりがメールをくれて、無事作業は終わったらしいです。ホッとしました。
今回は初めて参加という方も結構いました。その方々との交流も収穫のひとつとなったので嬉しい限りです♪。
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