EVENT REPORT

6月3−4日  王国田の草取り・さつまいもの定植 イベントREPORT
 
2006.6.3-4  更新日 2006.6.8 text:宮田武宏


田の草取り。なんか、地味な響きですね。田の草取りは、腰をかがめたままの長時間作業なので、米作りでは最も大変な仕事とされています。そんな中、除草剤の出現はあたかも福音のような出来事だったのです。でも、自然王国会員の米作りは、除草剤を使いません。人の手ですべてやってしまいます。だからこそ、皆さんの参加が必要なのです。

今回は、25人という少数といえども精鋭の皆さんが集まってこられました。4月に入会なさった家族は、翌日子供さんの行事があるというのに、だんなさんの「あれ、今日行かないの?」の一言で大田区から一家4人で参加してくれました。子供づれでの参加がだんだんと増えてきています。

草取りは、手を熊の手のようにして、田の土、稲の周りを丁寧にかきます。すると、小さい雑草は根っこごと浮いてきます。今の時期はまだ草が小さいのでこの作業で十分なのです。

みんないっせいに田の中に入りました。おっと、一人で小さな田んぼの草取りを黙々としている方がいます。誰あろう、それは王国官房長官の高野孟さんです。翌朝はTV出演があるというのに、日帰りで田の草取りに駆けつけてくれました。翌日は何食わぬ顔をしてTVで発言されていましたが、高野さんが前日鴨川で熱心に田の草取りをなさっていたとは誰も思うまい、と一人頼もしく思う私でした。

田の草取りは順調に進み、土曜日半日で終了しました。翌日は畑作業です。例年ならジャガイモを収穫して、その後にサツマイモの植え付けをするのですが、残念ながら今年はジャガイモの生育が非常に遅いのです。したがって、今年は別に畑を借り、そこで定植をすることになりました。500本の苗を定植したのですが、やはり精鋭が多かったためか一瞬で作業は終わりました。しかし、王国スタッフは次なる作業を用意していました。それは、畑の片付けです!黒いポリマルチを片付ける作業です。私たちの手が回っておらず、後手後手になっていた片づけを皆さんにやってもらってしまいました。農業体験できる農場はたくさんありますが、マルチ片づけをやれる農場は自然王国ぐらい?でしょう。(すみません)結構ハードな作業なので、みなさんくたくたでしたね。でも、労働の後のカレーがおいしかったでしょ?(笑)作業してくれた皆さん、本当に助かりました。ありがとうございます。今回作業したところには、月末に大豆を蒔く予定です。「ここは私が片付けたんだぞ!」と胸を張ってくださいね。

今月は2回王国イベントを行います。2回目の草取りが大変でないように、今日米ぬかを散布しました。いったいどうなるのでしょうか?そこら辺の経過観察もかねて、次回も張り切ってご参加お願いします。イネたちが首を長くして皆さんがいらっしゃるのを待っていますよ!

















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