EVENT REPORT

2月7日-8日  味噌・豆腐づくり  イベントREPORT
  
2009.2.7-8  更新日 2009.2.12 text:宮田 武宏

2009年、王国のイベントが始まりました。2月は、お味噌の仕込みです。
自分たちで育てて収穫、選別した大豆でお味噌を仕込むという企画ですが、残念ながら昨年は収量が上がらず4樽のうち1樽のみが王国産大豆で、あとは農協で購入した豆ということになりました。

味噌を仕込む二日前に麹を仕込み、 当日の朝、広げて冷ましておきます。午前中に二樽仕込まないと午後に二樽仕込めないのですが、8時に火をつけたのでは遅かったのか、11時くらいから一樽目となり、二樽目が終わったのは1時前といった感じで、参加者の皆さんにはばたばたさせてしまいました。

2樽仕込み終わって、一息ついていざ再開!(会員さんには午後からが本番ですが) 一樽の分量ですが、大豆は15キログラム。前の日に洗って浸水させておきます。麹も15キログラム。塩は7キログラム。これだけです。

大豆を釜でゆでている間、麹と塩をよく混ぜておきます。ゆであがった大豆を40度以下に冷まして、塩と麹を混ぜ込みます。40度以下にしないと、せっかくできた麹菌が死んでしまいます。よく混ぜた材料を、みそすり機に入れると、ミンチ状になった材料がどんどん絞り出されます。それを手に受けて、丸めて、ボーン!とたるに投げつけるのです。決してストレス解消ではありません(笑)。空気を抜いて仕込むための技なのです。そうして、どんどん入れていって一杯になったらビニールを閉めて重しを載せます。
これで来年の2月まで寝かせます。

みそづくりと同時に豆腐も作りました。こちらは三組に分けて作りました。宴会の時に判定会を行いましたが、やはりみなさん自分の作ったものがおいしく感じられるようです。同じやり方でやっても味が違うのが面白いところですね。

翌日は、第一農場の垣根切りです。垣根は、風除けのためもあるのですがここ何年かイノシシが現れるようになり、イノシシ対策として垣根を低くすることが必要だと聞いたのです。そこで王国会員の出番です!のこぎりを武器に、木をどんどん切ってゆきます。Kさんと、Kさんの同僚でドイツからやってきたJさんの二人で、弦を思い切り引っ張っているところを渡し、目撃してしまいました。その集中ぶりは神々しさすら感じました。農作業体験というには余りにハードな作業でしたが、やりきった後の太陽の入り具合に満足できましたか?ありがとうございました。その後、スタッフでぼちぼち片づけております。

みそづくりを終えると、あっという間にジャガイモ定植。さらには田んぼ準備。おおお、春が近づいてまいりました。皆さん、走り出しましょう!次回は3月7日〜8日です。お会いできるのを楽しみにしています。



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