EVENT REPORT

5月2日-3日  田植え イベントREPORT
  
2009.5.2-3  更新日 2009.5.12 text:宮田 武宏

5月2日、快晴。田植えの日がやってきました。
この日のために、楽しみながら田んぼの準備をしてきました。集まった人数は子供も入れて70名! みなさん思い思いのいでたちでの集合です。

石田さんの指導により、皆さん恐る恐る田んぼに足を入れます。
「あ、くろを踏まないで!」
くろというのは、田の水を止めている堤防のことを言います。
王国の田んぼは天水田、雨水だけでお米を育てる田んぼです。くろが壊れてしまうと、そこから水が漏れてしまいます。水が漏れると、次の雨まで田に水がない状態になってしまいます。稲には、大きな負担をかけることになってしまうのです。これが田んぼに入る時の第一関門ですね。

苗を植えるには、5本苗を取ったら三本指でつまみ、田に指がついたら親指を話して第一関節まで植えるという流れを取ります。文章で書いたら簡単ですが、やってみるとこれが容易ではありません。5本と言っても、6本やすごい人は8本以上も植えたり、親指を話すのが難しくて三本指のまま植えてしまい苗が寝たり、浮いたりする人、第一関節までと言ってもそれよりも深く植えてしまう人、本当にいろいろいらっしゃいました。初めは仕方がないのですが、実は初めが肝心。初めに注意深くやっていると、だんだんきちんと苗が植えられるようになります。毎年思いますが、田植えって奥が深いです。

みなさんのお力で予定していた田んぼも植え終わり、その後は宴会!田植えをした加藤登紀子も参加して、終わり知らずの?宴会となりました。

二日目は、ジャガイモの芽かきと土寄せです。3月に植えたジャガイモも見事に発芽しました。芽かきをすることで、一つ一つのイモが大きくなります。土寄せをしなければ、ジャガイモがうまく育ちません。というのも、ジャガイモは種イモの上に芋ができるからなのです。

粘土質の畑はがちがちに固まり、管理機の歯が立たないほどです。管理機が何とか通った後、鍬や三角ホー、スコップを使ってジャガイモにたっぷり土を盛りました。その後は王国特性ぼかし肥の追肥です。

もう一度タイミングを見て土寄せをすれば、6月中旬にはおいしいジャガイモが取れることでしょう。ちょうど、田の草取りの時期ですね。ふかし芋でビール!ってなんだか北海道みたいです。

さて、早速ですが5月末は田の草取りイベントです。
初夏を味わいながら、田の中で手を泳がせましょう!
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