EVENT REPORT

6月4−5日 田の草取り、じゃがいも収穫 イベントREPORT
 
2005.6.4-5  更新日 2005.6.10  text:宮田武宏

ゴールデンウィークに80人の大勢で稲を植えた田に、多くの草が生えてきました。
自然王国の稲作りは、除草剤をまかない栽培なので、草がどんどん生えてきます。

『無農薬栽培の達成』『地球環境保全』という言葉は不思議な力を持っていて、何か正しいことをやっているような気になったりします。

でも、自然王国でのイベントでは、そういう言葉はあまり聞かれません。
『自分がやらなければ』という使命感もあまり感じられません。

ただ、集まってきてくださるのです。
季節になれば、季節ごとに必要な農作業があり、それをたんたんと、楽しく行う。

皆さんの中では、もう王国のイベントに来てくださることが半分くらい習慣になっていらっしゃるのでしょうか?
だとすれば、すごく嬉しいです。
会員制度を始めるにあたって、「ともにこの自然王国を作っていきましょう」という呼びかけを行いましたが、
それはすでに達成されているのですね。

な〜んてまたまた抽象的な文章から始まってしまいました。

田の草取りは、手を熊手のようにして、稲の周りの土をどんどん掻いていきます。掻くことによって雑草の根が浮くのです。

80人で植えた田を20人弱で草取りしましたが、年を追うごとに熟練されてきているのか、すばらしい作業っぷりでした。
あれから6日ほど経ちますが、どうやらきちんと草取りできたようです。

翌朝のじゃがいも収穫は、悲鳴を上げるほど大収穫でした。
大きな芋から小さな芋まで、いろんな種類がありました。
スコップで掘り上げるのはちょっとした技術がいるので、何個かはスコップでさされてしまう、というアクシデントも発生しましたが・・・
総収量は約480キロです。

最後に、今回の王国の食事の食材は、野菜をぜんぜん買わずに済みました。
どうしてもまかなえなかった翌日の昼用のカレー用の野菜も全て自給できました。
もちろん、これをずっと続けるのは難しいのですが、できる限りは王国で採れた野菜で、みなさんに楽しんでもらいたいです。

次回は6月25日、26日です。梅雨に入ったので、雨が心配ですが、いよいよ大豆の種まきですね。今年は新しく開墾した畑にも大豆を播く予定です。大豆を播かねば、秋の収穫祭の
楽しみが半減しますよ〜。お待ちしていますね。!























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